ダイハツハイゼットはこの型になって一気に品質がアップ。この、4ナンバーだけどグリルがメッキのモデルは、VVT仕様のエンジンを積んだノンターボハイパワーモデル。低速トルクもそこそこあり、ターボより断然運転しやすい＆燃費がいい。唯一の欠点はAピラーが寝すぎていて圧迫感があることか。現行のモデルはAピラーがもっと立って圧迫感がなくなった。
 
スバルの軽トラック（サンバー）はとても作りがいい。赤帽からのフィードバックか、気の利いた装備がいっぱい。軽唯一の4気筒エンジンもスムーズ。燃費も優秀。空荷でも駆動輪にトラクションがかかるリアエンジンはトラックには最適かも？
 
NEW HAIJET

2010年4月からはこのNEWハイゼットに乗っています。
これは前の型からさらに格段に進歩した軽バンの決定版ですょ(^^)
エアコンなどの制御がよくなっているのか、夏場のエアコン使用時でも燃費は10km/Lを割ることはありません(^^)　高速道路でも100km巡航は全く問題なくこなします。とにかくダイハツの車は、トヨタの傘下に入ってから格段に質がアップしています。さすがトヨタって感じですね…。
トヨタのディーラーでも軽の販売を始めるそうですね…次の買い替えの時ははトヨタマークの軽になっているのかな(^^)
 

軽バン雑考

■仕事柄軽トラックに乗り続けてきたのですが、その中で気になる点をいくつか。
■軽トラとしては三菱ミニキャブ、スバルサンバー、スズキエブリィ、ダイハツハイゼットと乗りついできています。
■ミニキャブは無骨な作りで安っぽい車でした。５万キロを過ぎるとエンジン各部からオイルがにじみ出てきて、ま〜そろそろ買い替えだなぁ〜、と思わせる造り。でもその頃は他の軽は知らないし、そんなもんだろう…と思って乗っていましたので別段不満もなかったですが。楽しい車でした。
■スバルサンバーは最高によくできた車でした。軽規格がワイドになる前のサンバーですが、デザインもよく、この頃の軽トラでは抜きん出た存在だったと思います。小回りも利き、4気筒のエンジンもスムーズ。リアエンジンのためシート下が熱くならずエンジン音も小さめでした。本当によくできた軽トラで、赤帽が使うのも納得できました。

■軽規格が安全基準の見直しでセーフティーゾーン確保のため全長が長くなった時、スバルだけが前輪がお尻の下、あとのメーカーは足の前にもってきました。お尻の下にタイヤがあると、どうしても突き上げをくらい乗り心地が悪くなってしまうもの。買い替えの時は前輪の位置を重視し、スバルは泣く泣く除外しました。で、何にしようか？思っていたらスズキのセールスが飛び込みで…

■安い！スズキの車はとにかく安かった。結局2台をスズキに取り替えました。キャリーとエブリィです。エブリィはジョイポップというターボモデルにしました。しかし…
このモデル（現行の一つ前のモデル）が最悪！キャリーは2万キロあたりでファンベルトが切れて立ち往生。その後も頻発。エブリィは3万キロ過ぎから時々白煙を巻き上げながら走ることも。まるで煙幕のよう。そしてエンジンの熱がシートを通してお尻に伝わってくるのです。冬はともかく夏はお尻にあせもができるのではないかと思うほどでした。

【この車のAピラー越しの視界の悪さは史上最低？^^;】
エブリー

さらに決定的に問題なのは右左折時の視界の悪さです。Aピラーが異常に太く、その角度も相まって、ピラーの影に自転車1台くらい平気で隠れてしまうのです。購入後早々に気づき、運転を注意するようになりましたが、恐い思いは何度もしました。横断歩道を渡ろうとする人がまったく隠れてしまったり、右から来た自転車がすっぽり隠れてしまいあわや！という思いを何度もしました。頭を動かすくらいではダメで、このときから前後左右に首を振って確認する癖が付きました。しかしひどい設計です。安全基準というのはないのでしょうか？こんな車を作るスズキの設計陣はどんな人なのだろう？と運転しながら何度も怒りを覚えました。サスもひどく、スカスカで腰のないもの。安いんだから文句言うな！といわれているような車でした。4年で買い換えようと決めていた時に、会社の駐車場にとめていた車にブレーキとアクセルを間違えておじいさんの乗用車が突っ込み、これを機会にさっさと取り替えてしまいましたが。とにかくひどい車だった…この時からいくら安くてもスズキの車は二度と乗らないと心に決めたのでした(^^)

■現在はダイハツハイゼットに乗っています。現行の１つ前のタイプです。VVTバルブ付きの商用モデルで、大変調子のよい車です。なんといっても燃費がいいです。ま、エブリィはターボだったので燃費が悪いのは当然ですが（概ね7〜10km/L位）、ハイゼットはエアコン使用で9〜10km/L、エアコンを使用しなければ12〜13km/Lは走ります。全開でもです。エブリィと同じお尻の下のエンジンですが、通気を考えているということで、ほんのりシートが暖かくなるくらいで、ほとんど感じません。防音も断然いい。リアエンジンのサンバーと比べても遜色ありません。右左折時の視界もエブリィから思えば断然よく、恐い思いをすることはほとんどありません。ま、エブリィのおかげで首を振る癖がついたせいかもしれませんが…ダイハツはトヨタ色が鮮明になってから、車自体が断然よくなったように思います。しかしエンジンがいいと車の評価ってぜんぜん変わりますね。サスも悪くないです。今8万キロ弱ですが、まだまだ乗れそうです。あ、Aピラーが寝すぎていて圧迫感があるのは×。（現行のモデルでは直ってますけど。）

■そして2010年4月からは現行のニューハイゼットになりました。
Aピラーの角度が普通になったので、運転席の快適さは格段に良くなりまし(^^)　前の型のAピラーはどう考えても寝すぎですね…。
この型からはすべてのグレードにVVT付のエンジンが載ります。このエンジンはとても調子のいいエンジンで、トルクが増した感じでとてもよく粘ります。好き嫌いは分かれると思いますが、クラッチが拍子抜けするほど軽いのも特徴？軽くてパタパタ動いてしまうのですが、それでいてミートの位置はしっかりしていますから、楽といえば楽(^^)　ホイルベースが伸びたからか、高速道路でもすごく安定しています。　最初、ちょっと違和感のあったシフトレバーの位置も慣れてしまうとハンドルのすぐ脇で案外使いやすいですね(^^)　ただ、個体差なのか、1速に入れる時にレバーが引っかかるように感じることが多いですね。調整で直るのかもしれません…。