DELL INSPIRON 700m ■パソコンライフにはまってくると、デスクトップ型のPCの他に、ノートPCが欲しくなってくるもの。 ■仕事で、持ち歩きで、プレゼンなんかに使いたいという大義名分のもと、最初に買ったのはソニーのバイオ・B5サイズのものだった。OSはウィンドウズ2000。ペンティアム３-600MHz、メモリは64MBだったかな？ ■しかし、これはどうにもならないくらい“遅く”て、オフィスやフォトショップなどをインストールした状態だと、起動に５〜７分もかかるという代物だった。おまけにバッテリーもものの１時間くらいでエンプティ。ほとんど実践に活用することなく退役した（現在は東芝のDVDレコーダの文字打ち込み用の外部機器として使用中）。 ■買い替えの機種を探す頃には、仕様も熟成してきたようで、安価な高性能機種がデルなどから発売され出していた。もちろん日本製？のバイオなどの超薄型軽量機種は魅力的だけど、スペックは同じで価格が倍になることを考えるとデルで十分、という気になってしまう。そう、これが最高！ではないのです。これで十分ってこと。 ■B５ワイドサイズ。ワイド液晶になったためキー配列も比較的余裕があり使いやすいのは買ってからわかったこと。クロックは1.6GHz。メモリは増設して512MBに。電池も倍容量(8cell)のオプション品に付け替えた。これで4時間近く稼動する。HDDは80G。こんなスペック、以前のデスクトップでも実現できなかった夢のような性能を、小さいB5ワイドサイズの筐体に押し込んで持ち運んで使えるなんて。すごい時代になったものだ。常用のデスクトップ機から思えば多少まどろっこしいところもあるが、ノートPCと割り切ってしまえばサクサク動くしとても使いやすい。 ■こだわりは、セレロンじゃないこと？自作上がりの僕は、セレロン＝安物CPUという概念がこびりついていて、使う気にはなれない。だから今回も正統派ペンティアム系。そういえば昔は自作のデスクトップ機でAMDのCPUを使って発熱でえらく大変な思いをした覚えがある。今はAMDのCPUの方が性能も省電力化も上のようですね。たいしたもんだ。 ■このPC、仕事では会議の時や講習会の速記代わりに使ったり大活躍。プライベートではもちろんロングドライブのお供になっている。ビジネスホテルなどは最近はほとんど無線ＬＡＮが使えるから、宿でインターネットなんてことも簡単になった。そうそう、このモデルは無線LANチップを標準搭載しているのでLANカードなどを用意する必要もなく便利している。 ■僕のスタイルではノートPCは機動力のあるB5サイズがベスト。出先以外でノートPCを使うことはめったにないし。それと、DELLなどの安物PCのいいところは必要ないソフトが入っていないこと。あんなソフト群で大切なHDD領域を占領されるのはまっぴらごめんだ。(^^)